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情報のSTUV

「本当にプレゼンが上手い人はスライドなどに頼らず、自らのパフォーマンスで顧客にストーリーを伝え、会場の空気を作ります  プレゼンに自信がない人たちはグラフィックやエフェクトに頼り、顧客の目を自分ではなくスライドに集中させようとするため、一番重要な感情の部分が伝わらないのではないでしょうか」 (あるFBの投稿より)

お手本にしているのは西 順一郎先生の講義です

パワーポイントの使用はしません

板書とイラストです   そのほうが受講生の反応に対応できるからです(これが相手中心主義)

ここ一番にはグラフや絵を書いて視覚的に見せます

決してグラフィック(視覚効果)だけには頼らず、それでいて残存効果(学習効果)
も考えられてある

一番大切なことは自分の想いや思想を、自分の言葉で伝えることです

MGは人間主義とYリロンをベースにした「自由と情報による管理」をめざします

人が「情報」を受取るとき、どのように伝えれば一番良いのかを先生の講義は教えてくれます

それを「情報のSTUV」といいます

Simple       簡潔でやさしく   数字は2~4桁で表示する
Total        受け手に全体(像)がつかめるように(把握できるように)する
You attitude    相手のことを考えて・相手にあわせて・相手中心主義
Visual       視覚的に(グラフや表・イラストを使う)

受け取った情報が、それを受け取る人の「明日からの行動」につながるように伝えること

そこには、伝える側の思想や理念が入っていなければなりません

情報を整理・分析するとき、常に「これはSTUVになっているのか? 戦略的な情報になっているか?」 を意識します

ここが情報処理能力の大きなポイントです

エクセルできれいな表を作ることに専心しても、1円の金儲けにもならないのです

〈初出日 2016.0825〉