企業の目的とは何でしょうか?

それはビジョン・経営理念の実現です

会社は何のために存在しているのか
会社は皆をしあわせに、豊かにするために存在しています
この目的理念を遂行するために、企業は「継続」していくわけです

継続・存続するためにドラッガーは、「顧客の創造」が必須であると云っています

顧客とはMQを持ってきてくれるひとです

顧客をつくり続けるために、意図的に使う費用を「戦略費」と呼び
それを4色のチップにキャラクタライズさせたのが西 順一郎先生のMGです
http://www.nishiken.jp/

経営の8パターンのなかから、自社はどのパターンで行くのか?
どんな会社にして行くのか?

意図的に使うのですから、そこには経営者の志・経営思想が色濃く反映されなければいけません

「安さ」だけを競争力にしては絶対にいけません キーワードは「差別化」です

それぞれのキャラクターを持ったチップは、われわれに「あなたはどんな会社にするのですか(差別化をするのですか)?」と問いかけているのです

青と赤のチップは「Qアップの5原則」に登場します
Qアップとは「顧客の創造」に他なりません

経営とはQの創造ですから、マーケティングもイノベーションもQアップに尽きます

MGを会社でやることで、自社にとっての青チップや赤チップ(武器)は何か?をみなさんで考えるようになれば
それが全員経営へのスタートです

全員経営に教育チップは欠かせません

1.適切な情報の公開
2.その情報を理解できる教育と訓練
3.自分たちの考えたアイデアを実行・実践できる自由な環境と組織

この3つが「全員経営」を産み出していきます

戦略チップとは結局、「ライバルと差別化をしろ・差別化を意識しろ」 「ひとと違うことをやれ」
という西先生からの強烈なメッセージです

それも誰よりも早くする、または誰にもマネが出来ない(やらない)分野ですることです

MGはわれわれにゲームを通して、それを語りかけてくれるのです

戦略チップは「西思想」が凝縮されたかたまりなのです

【まとめ】

1.緑チップ マイツールの導入  データベース経営  赤と緑は密接につながってる
2.赤チップ 伝えるちから   マーケティング
3.青チップ 市場を創り出す  イノベーション  ひとのやらないことをやる(ソニーマインド)
4.黄チップ 教育はすべての業務に優先する 情報を理解する力・利用する力  採用活動もこの範疇に入ります(採用にまさる教育もないからです)
5.まとめ
1)自社に置き換えて考えること
2)差別化をするということ
3)すべてのチップは有機的かつ統合的に使われること  知的ワーカーによる統合的な運用が望ましい

〈初出日 2017.0120〉