「MGは現実に似せない」

MGの大きな特徴に戦略チップの存在があります

MGは教育を通した経営コンサルティングですから戦略チップでさらにそれを強調します

まさにこの存在こそがMGが「西ゲーム」「ソニーゲーム」たる所以だと思います

それぞれの意味について考えてみます

緑チップは「マイツールの導入」を促すものです

しかもこれはBルールです     その意味することは深いと思います
つまり「MGをやるすべての企業がマイツールを導入して欲しい」という想いが込められているのです

MGをするということは、自動的にマイツールをやるということなのです

また以前は会社盤に緑チップが3枚並んであって、それぞれがコンピュータとしての機能・役目を持たされていて参加者はそのことをゲームを通して体得しました

会社盤に緑チップを置く場所が3ヶ所あるのはそのためです
(いま使われるコンピュータは2番目の位置にあるのでC2と言いました)

黄チップは「教育は社長の任務・仕事」であることを確認するものです

それもMGはYリロンが母体・ベースなので命令や規則ではない、ゆるい強制や辛抱がどこまでできるのかが試されます

がまんして本人の「気付き」を待つので、教育の効果は時間との勝負です

MGではこのチップが一番費用対効果が(コスパが高い)あるように設計されています
それも思想です

青チップは言わずもがな「研究開発型企業を目指せ」ということです

独占や談合ではない適度な競争、それは人類の福音となります
MGで初心者はまずはこの研究開発型企業を目指します
それが正解です
(実際の起業でもみんなここからスタートするように)

赤チップは「データベース・マーケティング」をするということ

すなわち自社の製品やサービスを顧客にライバルよりもいち早く伝えること
そのスピードを早くする役目を持つのが赤チップです

そしてやはりここでもマイツールとポケコンがモノを言うのです

このように戦略チップとは結局、ライバルとの「差別化をしろ・差別化を意識しろ」
という先生のメッセージです

それも誰よりも早くする、または誰にもマネが出来ない(やらない)分野ですることです

MGの参加者はゲームをやりながら意識せず自然と西 順一郎の思想を学んでいく

戦略チップは西思想が凝縮されたかたまりなのです

〈初出日 2014.0929〉