データベース思考を身につけること

データベースを定義すれば「その1行で独立した〈情報〉として、5W1H(もしくは2H)で構成されているか?」です

そのように整理するためには情報を、どのように・どのようなカラム(項目)を作って溜めていけば良いのかを
意識することから始めてみましょう

日常業務の
営業日報がデータベース

売上伝票の1行1行がデータベース

レジシートの1行1行がデータベース

そう考えれば、データの記入方法や打ち出し方に工夫がされてきます

それは「事実による判断」つまり、同じデータ・同じ土俵での意見交換や
同じ情報に基づいた意思決定を可能にします

思い込みや、勘違いを防ぐ

経営の現場では、お互いが全く違う情報をもとに意見を言い合っていることが
珍しくないからです

データが溜まればソートです

マイツールには第5ソートまで、その機能があります
実際にはそこまでソートする情報はあまりありませんが
かなり有名な大手販売ソフトは、たった1回しかソートできないのには驚きます

プログラマーが「経営」というものをわかっていない証拠です

経営は情報を処理することで
情報処理とは「ソート」です

ソートをかけて情報を絞り込む、削ぎ落として意思決定に使えるインテリジェンスまで昇華する

必要な情報を15分で出すには、
1)データベースがそのようにきちんと保管されている
2)そこから欲しい結果を導き出す的確な思考回路を使って情報を料理する

そのためにはMGと同じで、ひたすら訓練・トレーニングしかありません

世の中の一瞬一瞬の出来事は、すべてがデータベースで構築されているのです

「世の中はデータベースでできている」(中島マヒマヒさん)

〈初出日 2016.1208〉