マイツールを操作するひとの画面を後ろから見ているとおもしろいです。

そのひとの脳の中身、思考回路を見ているような気がするからです。

どう考えて、このコマンドを選択しているのか?
次はどんなコマンドで次に進むのだろう?
などなど興味津々です。

なぜ、Fドンにこだわるのか?  こんな理由があるからです。

欲しい情報を得るためには、どのような項目行が必要か?
欲しい情報をイメージして、自分で項目行が作れるか?

それを自由に作れる者が、欲しいもの(果実)を手にすることができるからです。

いっぽう、Eドンはデータを入力すれば、あとはプログラムを走らせて結果を出すものです。

でもそれはコンピューターを使う、マイツールを使うこととは違います。

そういう意味に於いて、マイツールはその人の情報リテラシーを映し出す鏡です。

「一行一データ」という意味は、ソートができるか?につきます。

ソートが出来ないデータは体系的に整理されていないと云えます。

昔は、「ホールソートパンチカード」というものにデータを記入し、その中から欲しい情報を集計する(抜き出す)
ために、カードの端に空けた穴に通るか、通らないかで、その選別をしました。

その選別した情報を、さらに別の条件をもとにして並び替える。

この概念が「ソート」です。

ホールソートパンチカード

種々雑多なデータを整理・選択して、目的にかなった情報へと昇華させるコマンドがソートです。

それはABC分析から、さらに高度なOPQR分析へと昇華させてくれます。

「やることが決まる、やることを決める」   それがソートです。

ソートをする選択の自由や並べ方の選択は、コマンドを操作するあなたに委ねられているのです。

全権者はあなた自身です。

Fドンでデータの種類を決め、ソートでやることを決めていく。

それが出来るようになったとき、初めてあたなはコンピューターを下僕として使えることになるのです。

その意味でも、すぐにコマンド登録やオート化するのも良くありません。

なぜなら、そこには思索や思考はなく、ただコンピューターに使われるだけの「作業」しか存在しないからです。

せめて、その過程が見えるセミオート、いわゆるプチドンがいい。

Eドンのような仕事は「作業」ですから早晩、AIに取って代わられることは目に見えています。
これから必要なのは作業ではなく、創造力を発揮する仕事です。

自ら「Plan-Do-See」ができる能力です。

MGの祖とも云える、ソニー創業者の井深大氏が好んだ言葉は、「日々是創造」でした。

創造力・想像力の涵養には、Fドンから始めなければなりません。

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〈初出日2018.0515〉